インプラントとノンクラスプデンチャーを用いた欠損歯の治療
治療概要
- 患者様
- 60代男性
- 治療期間
- 1年6ヶ月
- 治療回数
- 5~10回
- 概算治療費
- 90.2万円
※費用は治療当時の料金となります - 担当医
- 高悠莉
治療動機
定期的に通院されている患者様です。 前歯に揺れがあるのが気になっている、欠損している奥歯で食事がしたいとご相談を受けました。
治療計画
下の奥歯が左右合わせて3本喪失されていることから、普段の咬合時に負担が前歯へ集中していることをご説明しました。
欠損している歯の内、右下6番欠損部に関しては十分な量の骨がありましたので、インプラントを埋入しました。
左下5番・6番は可能であれば同様にインプラントの埋入を考えましたが、骨の量がインプラントに耐えられる量ではありませんでした。骨を増やす処置も神経が近いことからリスクが大きく、審美性に配慮した金属のばねが見えないノンクラスプデンチャーを製作しました。
治療後について
途中、入れ歯を支える左下7番に根尖病変を認めたため別途根管治療も行っております。
根管治療に関しましては根管治療の専門医でもある当院の院長のDr.林が担当しました。
治療終了から1年ほどが経過しましたが問題なく使用出来ており患者様にも大変喜んでいただけました。
ノンクラスプデンチャー
金属を使用しない入れ歯のことです。柔らかいためよく密着しメタルフリーなため審美性も良いことが特徴です。
歯を失った場合の治療方法
対応方法としては、
①インプラント
②ブリッジ
③入れ歯
④何もせずに放置
の上記4つがあります。
患者様に合わせて治療の選択をします。
本症例では①インプラントと③入れ歯(ノンクラスプデンチャー)で治療をしました。
インプラントは4つの方法の中で最も自分が持つ歯の使用感に近いとされています。
インプラントを口腔内に埋入した後も、自分の歯と同様にメンテナンスが必要になります。
インプラント治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 外科手術のため、術後に痛みや腫れ、違和感を伴います
- メンテナンスを怠ったり喫煙により、お口の中に大きな悪影響を及ぼすインプラント周囲炎等にかかる可能性があります
- 糖尿病、肝硬変、心臓病等の場合、インプラント治療ができない可能性があります
- 高血圧、貧血・不整脈等の場合、インプラント治療後に治癒不全を招く可能性があります
- 自費診療(保険適用外治療)となります
入れ歯の注意事項(リスク・副作用など)
- ブリッジやインプラントと比較して、色が合いづらい、見た目の違和感があります
- ブリッジやインプラントと比較して、話しにくい、舌が当たる等の違和感があります
- 慣れるまで微調整で何度か通って頂くことがあります
- 就寝時や食後に毎回取り外して、清掃する必要があります
- 自費診療(保険適用外)となります
根管治療の注意事項(リスク・副作用など)
- 根管治療により類似の全ての症例の問題が解決するわけではなく、症例はあくまでも一例です
- 根管治療により痛みや腫れがひかない事や、術後に痛みや腫れが生じる事、治療によるファイル破折やパーフォレーションなどの偶発症、術後の歯根破折を生じる可能性もあります
- 自費診療(保険適用外)となります
途中、入れ歯を支える左下7番に根尖病変を認めたため別途根管治療も行っております。
根管治療に関しましては根管治療の専門医でもある当院の院長のDr.林が担当しました。
治療終了から1年ほどが経過しましたが問題なく使用出来ており患者様にも大変喜んでいただけました。
金属を使用しない入れ歯のことです。柔らかいためよく密着しメタルフリーなため審美性も良いことが特徴です。
対応方法としては、
①インプラント
②ブリッジ
③入れ歯
④何もせずに放置
の上記4つがあります。
患者様に合わせて治療の選択をします。
本症例では①インプラントと③入れ歯(ノンクラスプデンチャー)で治療をしました。
インプラントは4つの方法の中で最も自分が持つ歯の使用感に近いとされています。
インプラントを口腔内に埋入した後も、自分の歯と同様にメンテナンスが必要になります。